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植物栽培開発から重点を自然エネルギー開発に挑戦中

平成24年4月7日 

ブログ更新に願いを込めて
福島原発事故の影響があまりにも大きいので自然エネルギーに重点を置いて挑戦しています。
私の願う原発のない世界とは

脱原発を願う皆様へ
原発のない世界が誕生する時には、人々が求める事で再生可能自然エネルギーを使用した持続可能な社会が誕生します。

その資源とは、
再生可能自然エネルギーの資源とは、地球上に何億Km3とある尽きる事の無い水に成ります。
その為には、人々が何をすべきか。
水の持つあらゆる有益な価値を共有し、有効利用して活用する技術を世界中に普及すべきです。

有益な価値を有る水の特徴
水は、自由に形を変える事ができます。地球環境の中でそれぞれの条件に合わせ固体、液体、気体となり存在しています。固体である氷は、0度C以下で固定され、液体である水は、高い所から低い所に流れていきます、しかし、この水も、温められると気体の水蒸気に成って空に昇って行きます、やがて、高い所で冷やされて、雨となって地上に戻ってきます。この様な繰り返しをして常に地球上を循環しています。この循環する水は、エネルギーを持っています。この尽きる事の無い位置エネルギーを使い発電し利用します。
科学的には、H2Oと単純な物質であり、電気分解すると水素ガスや酸素ガス、HHOガスを作る事が出来ます。また、水素ガスやHHOガスを燃焼させるとエネルギーを出し水に戻ります。
今後も水を活用する事が出来ず、現状の改善ができなければ世界的に食糧難や水不足が深刻になる事は各国が共通認識している事です。
不安定な、太陽光や風力とは違う水で、安定したエネルギーや食料を作り、自然災害を減少させ持続可能な社会を作るべきです。

こんなに発電可能な水力発電
日本の水資源は
日本列島の年平均降水量は約1,750mmであり降水量に日本の国土面積38万km2をかけた6,600億m3が年間降雨量になります。
こんなにも有る水資源を有効活用する為には、大企業のコストだけを考えた大規模発電だけでなく低コストで中小の川や雨水等、極小水でも発電が出来る様にすべきです。
実証の為に、手作りで失敗を繰り返しながら、小さなモーメントパワー発電装置を作り実験してみました。

モーメントパワー発電装置

この装置、高さが4m、毎秒20ccの水を落下させ、自転車ハブモーターで発電させます。
シマノハブモーターを使用6v2.5wです。
水力発電の理論値は、高さ×水量×9.8×効率です。
そこで、高さ4mから毎秒10Lの水を落下させた場合100%効率で
4×0,01×9.8=0.392KWになります。
1時間の発電量は392Whです。
1日の発電量は24時間で9.4KWhです。
モーメントパワー発電で単純計算すると
1台のハブモーターで水を毎秒20cc使用して2.5W発電します。
10台では、〃       200cc使用して25Wに成ります。
100台では、〃      2000cc使用して250Wに成ります。
500台で、水を毎秒10000cc(10L)使用して2.5kwの発電に成ります。
毎秒10Lの水は、ハブモーターですと500台分の水量に成ります。
1時間で2.5KWhです。
1日の発電量は24時間で60KWhです。
モーメントパワーに付いて自転車のハブモーターで検証しました。
直径8cm半径4cmの自転車ハブモーター外周部に約135gの重りを付けた所ハブモーターが動き始めました。
次に直径62cm半径31cmの自転車用リム付ハブモーター外周部に約20gの重りを付けた所リム付ハブモーターが動き始めました。
この事は、水が継続的に供給される条件にあれば半径が長ければ少ない水量で発電が出来ることに成ります
同量の水が一日流れ、一年流れた場合理論値では
一日で、10L×86、000秒で860,000Lの水が流れ9.4KWhの発電量に成ります。
1年では、860m3×365日=313,900m3の水が流れ9.4KWh×365日=3、431KWhの発電量に成ります。
モーメントパワーでは、
一日で、10L×86、000秒で860,000Lの水が流れ60KWhの発電量に成ります。
1年では、860m3×365日=313、000m3の水が流れ60KWh×365日=21、900KWhの発電量に成ります。

同じ9.4KWhの発電に必要な水は毎秒約1.57Lで済む事に成ります。
今後、更に適切な半径の大きさや発電効率の良い大型の発電機が開発されればより多くの発電が可能になります。
日本における現在の年間水力発電量は約800億KWhです。
単純計算、同じ水量の発電で800億×6.38倍で5104億KWhが可能になります。
モーメントパワー発電の場合は4mの落差での計算になります。
したがって、落差が高ければ更に発電量が増していきます。
例えば、落差40mであれば10倍の発電量に成ります。
水力発電の現状に付いての考え方を見ると、大規模な開発可能地点は既に開発済みとなり、経済的に割高となる中小規模の地点しか残されておらず、開発は困難になっている。
とありました。
この現状を打開するのは、中小規模の地点や至る所で極小水の水でも発電が可能な発電システムを作る事です。
上記のモーメント発電以外に、生活用水、工業用水、農業用水、雨水等と圧縮空気を使用した発電システムが試作機として有ります。
年間水使用量は、生活用水155億m3、工業用水123億m3や農業用水546億m3合計824億m3の水が使用されています。そして、これらの水は水圧2気圧以上で使用されています。この水を毎秒10cc使用して発電させます。その他、水位が10m以上の高さが有れば水の自重圧よって2気圧以上の水圧が作りだせるので雨水等の利用ができます。
2気圧が基準にして有りますので通常水力発電の水の落差10mと同じです。
ブリジストンのダルマ式ダイナモを使用6v2.5wです。
1台のダルマ式モーターで水を毎秒10cc使用して2.5W発電します。
この発電機をベースに毎秒1m3の水量で考えます。
毎秒1m3の水で100,000台の発電機が運転できます。
2.5Wが100,000台で合計250KWの発電に成ります。
1時間で3600m3の水を使用して250KWhの発電量が出来ます。
1日86400m3の水を使用して6,000KWhの発電量に成ります。
年間31、536、000m3で2,190,000KWhの発電量に成ります
この事から年間使用水量824億m3で発電可能な電力量が計算されます。
824億m3÷0.31536m3=2、612.886 約2613倍の水量で有り
2、613倍×100,000台で261、300、000台の運転が出来ます。
2,190,000KWh×2,613倍=57億KWhの発電が出来ることに成ります。
水の落差が20mならば57億KWh×2=114億KWh
〃    30m  〃       3=171億KWh
〃   100m  〃      10=570億KWh
の様な発電量に成っていきます。
単純計算してみました。
261,300,000台×単価5000=13、065億円
57億KWh×単価20円=1,140億円
13,065÷1,140=11.46 約12年で償却できます。
570億KWhなら20円として12、540億円に成り約1年で償却できます。

平成24年4月8日

私は、実験を重ねる事で気付きました。

人類が地球上に長期生存する為の条件

地球上70億の生物(人間)が地球環境保全に取り組めば地球に住む生命体を守れる。
人類が経済産業発展の為に大量の化石エネルギーを使用する様になり副産物として大量のCO2を排出し地球上の自然災害をより大きく、より多くして生命体の環境破壊をする地球温暖化を招きました。
地球の異変を感じるリーダーや一部の人々が知恵を出し世界中で地球環境についていろいろ議論し、より良い環境にしようと努力している事は素晴らしい事で有り期待します。しかし、世界の現実は、各国が更なる経済発展を目指しより多くのCO2の排出をしています。現状の経済活動で現状の変わりゆく地球環境の変化を早く直す事が出来なければ、結果として、人間の思う地球環境と地球自体の心地よい環境とは全く違う物になってしまいます。地球が地球環境自体に合わなくなれば人間の思いとは別に何時、如何なる時に地球に合った据わりの良い環境に変動するかわかりません。
地球に変動が起きれば、その変動の大小によっては有りますが人々が大切にしてきた物を失い、未来を失い、結果として、どれだけの生命がこの地球上に生き残れるのか心配です。
東日本で起きた、津波被害、タイ国で起きた水害、水没が懸念される国ツバル、大型化する台風、トルネード等の様に世界各国で起きている自然災害は水の持つエネルギーの大きさを示しています。それだけではなく、月の引力で毎日起きる潮の満ち引で動く海水のエネルギーがプレートや地殻に変動を起こさないか、氷河が溶けて地圧が下がったプレートや地殻に変動を起こさないか心配な点があります。
私が、何故このような事を思い感じる様になったかは、極小水力発電に取り組む事で水の持つ流体エネルギーの大きさに気付いたからです。
手造りの試作装置ですが水量毎秒約50CC 落差1.2mで自転車ハブモーター6V1.3Wの発電が出来たからです。
この少量の水が1.2m落下することで上記発電エネルギーを得る事が出来るのは流体の水が同じように自然界にエネルギーを発していることです。
この数十年間の地球温暖化により大量に融け出した氷河や氷がどれだけ有り流体となってどれだけのエネルギーを地球上に放出しているのでしょうか。
大量に融け出して流体となった氷河や氷の水は二度と人工的に作り、元に戻す事は出来ません。そこで、考えられる事は、融け出した水を地上に固定化し計画的に有効利用しながら地球上を循環させる事です。
日本国は、四季が有り、年間を通して雨は降り、山あり、川あり、平野有りです。
この様な条件の良い日本国が先頭に立って再生可能エネルギー社会を作るべきと思います。
私の考案した装置とはモーメント・パワー発電です。
自然エネルギー、水の持つエネルギーをより大きなパワーとして発電する装置です。
従来の水力発電は、質量×重力加速度×高さで水が直ちに垂直に落下する水の位置エネルギー理論値を最大発電能力として計算しています。
この理論値を大きくする方法です。
てこの原理です。支点、力点、作用点で考えると同じ1kgの水が支点より力点が離れれば離れるほど大きな力を作用点に出します。また、同じ距離でもより多くの重量を掛ける事が出来ればより大きな力を作用点に出せます。
物体を回転させる働きが力のモーメントです。
てこの原理では支点、力点、作用点ですが、ここでは「支点」が「回転軸」となります。
「作用点」は出てきません
回転軸から力点が遠ければ遠いほど、少ない力で回転をさせることができます。
結果、同じ水量の水が継続的に供給され続ければ、遠いほど大きなエネルギーが取り出せます。
水力発電の場合は、水の位置エネルギーで水が直ちに垂直に落下するエネルギーで計算されています。しかし、本考案の発電装置は従来の水力発電装置とは違い、力点である重力のかかる円の半径が長ければ長いだけ力のモーメントが関係して大きくなります。また、同じ半径でも水受けカップに水を溜めて力点より下方向に重ねて重力を掛けて行けば重ねた分だけ重くなり大きなエネルギーが取り出せます。

2012.04.07  投稿者 furusatocom | PermaLink | トラックバック(0)